セミナーに行ってきました!

今日は夕方から開催されたセミナーへ行ってきました!
日本物流研究会セミナーで、演題は「営業が強くなければ会社は大きくならない」、副題は
「物流不動産から学んだこと」ということで、楽しみにしておりました。

営業として出世していくスピーカーの話を伺いながらも、こんなことも思っておりました。
営業担当者として実績を残して出世していくスピーカーも立派でしたが、従来の会社のやり方や慣習を
飛び越える新しいスタイル、事業を許した会社の度量も大事だな、ということです。
(私がいた業界と少し違いがあり、システム営業では営業だけで完結するということはなく、
システム、レイアウトを提案するエンジニアリングの力量がなければ、到底大型案件の受注は
ありえないです)

仕事のできる人、頭の良い人、営業として優秀な人は、世の中にはいて捨てるほどいます。
でも、会社がそれを良しと思わない場合、従来のやり方に固執する場合、担当者の思いは
つぶされるか、または本人が嫌気がさして他へ移るなど、あちこちで起きていることだと思います。

会社は自分の思いや夢を実現したり、実力を磨くステージ、育ての親であり、どんな逸材でも
所をえないときはやはりうまくいかないのではないか、ということです。
組織は機能でありますが、そこにはやはり人、社風が大きく関係してくると思います。

そこを理解し、世の中の動き(外の世界の考え)をつかんだうえで、社内に理解者をつくると
ともに、少しずつでも会社を変えていく力、これが本当の実力なのかもしれません。

そんなことをつらつら思いながら、現場主義で伝統のある従来型企業が、「物流不動産」にトライし、
ものにしていく(新たな人材の採用含め)姿は、すがすがしいと思えました。
スピーカーも立派ですが、それを認めてくれた会社の度量にも同様の敬意を表したいと思います。