33年ぶりの同期会に参加しました!


19日は、大学を出て入社したノンバンクの会社(6年で退社してしまったのですが)の33年ぶりの同期会に
誘ってもらい、参加してきました。
同期が確か17名で、うち10名が参加していて、何人かには最近も会ったりしていたのですが、
ほぼみんな20代で退社してから会っていなかったので、わくわく、ドキドキでした。
どれだけ外見が変わっているか、と思っていたのですが、意外に記憶のままでびっくり。
今ではノンバンクなどという言葉は死語かもしれませんが、就職した当時は知識集約産業と言われ
結構注目されていました。
幾度かの合併を繰り返し、今やおしもおされぬ総合ファイナンス企業(金融だけではない複合サービス企業といったほうがいいかもしれません)です!
会社のことはさておき、やはり20代で、学校を出て最初に入った会社だったこともあり、
当時のことはいまだに鮮明に覚えていることが多々あります。
乗っていた車のことや、同僚の女性のこと、入社年度が近い先輩、後輩のことなど話題がつきず
3時間があっという間にたってしまいました。
また、仕事の基礎は本当にここで学ばせて頂いたんだなあ、と思う部分がある一方、歳をとってから
当時を思い起こし、「なんでもっと頭を使った営業をしなかったんだろう。違うやり方もあったはず」
と思わされることも多々あります。
いまさらながら、性格のいい優しい奴が多かったんだなあ、ということと、ゆっくり人を育ててくれる、そんな良き時代だった、と思います。
昭和でありながらも、今でいうパワハラ、ブラックというものもそれほど無い(そういう表現自体が当時は
なかったですが)、そんな会社でした。
ただ、6年で辞めてしまっているので、サラリーマンが30代から50代までで経験する、本当に
厳しい部分をここで経験していないことから、美化しすぎてしまうところもあるとは思います。
あの頃に戻ることはできないけれど、そうした感謝の気持ちをもって日々を生きること、それが
できる唯一のことかもしれません。
同期っていいな、という気持ちと、企業のサービス、製品、社風など、それを作っていくのは人、と
思うと、一緒に働く仲間、組織、経営者で企業の優劣が決まるといっても過言ではありません。
いつまでもあの頃の気持ちを忘れないためにも、毎年でもやって欲しいなあ、と思いながら帰途につきました。