Logisticsのセミナーを聴いてきました!

東京海洋大学の先生です

昨日は、東京海洋大学の苦瀬名誉教授のセミナーを聴講させて頂く機会がありました。

Logistics、物流とひとくちに言っても、都市全体、防災という全体的な観点、輸送・運送の面から
考えるのとでは、日常、自分が狭い範囲(物流センターを中心として、リードタイムの削減や
在庫の削減、視える化、省力化・省人化等、目に見える効果、ローコスト化の観点)で考えるのと
大きく異なることもわかりました。

また資料の構成についても参考になる点がありました。
どちらかというと、図形や動画、写真など、いかにシンプルに見せてあとは言葉で伝えるか、に
力点を置いてしまいがちなのですが、それだと聴いてくれる相手方がきちんとメモを取ることを
しなければ、記憶とともに流れていってしまいます。
ある程度の量は文章で記述し、それに付け加える形でのトークもあるのだな、と思いました。
大学で学生に講義をしたり、政府機関、官僚等との折衝が多いなど、職業柄かもしれませんが。

最近は、新技術、箱もの、どちらからというと新奇性がある製品、サービス(提供してお金になるもの)など、
ついつい目にみえるものに興味がいってしまいがちなのですが、もっと現場(部分最適化)、
理論(全体最適化)をふまえて、広い視点で視ていかないといけない、と考えさせてくれる時間でした。